

リハビリテーション科は、主に運動器疾患(骨、関節、筋肉、運動のための神経など)や脳血管疾患における機能回復を目的に物理療法および徒手療法を実施しています。
近年、高齢化社会において運動器疾患や脳血管疾患の患者様は増加傾向にあります。当院のリハビリテーションは、医師の診断のもとリハビリテーション内容が決定されます。中でも手術後や、脳血管障害は完全予約にてリハビリテーションを実施致します。
中でも手術後や運動器不安定症の患者様には、関節を動かす可動域訓練などの徒手的なリハビリを運動器リハビリテーション学会認定セラピストが行います。
肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)は、中年以降に多くみられ肩の痛みと運動制限を主とする疾患です。退行変性(加齢による筋力の低下と衰え)を基盤とし、痛みは肩部に生じ腕の方まで痛みを訴える事があります。主に鈍痛、夜間や冷えた時になどに痛むことが多く、動きとしては髪をとくとき(結髪動作)、電車の吊革を持つ時、手を後に回す時(結帯動作)に痛みを生じる事が多いです。
当院のリハビリテーションでは肩関節周囲炎の患者様に対し、医師の診察以外にいつ、どこで、どのような状態の時に痛みがでるのかを聴き、動きの状態の観察や検査によりどの部位が痛むのかを確認してから、痛みの抑制を目的に物療機器を使用したリハビリテーション、動きの制限に対して徒手的に動きを広げるリハビリテーション、自宅でも実施出来る運動指導を実施しています。
日本国内に限っても患者数は約700万人というありふれた疾患であります。症状は人によって差異が見られますが、一般的には初期段階で、階段の昇降時や歩き始めに痛んだり、正座やしゃがむ姿勢がつらくなるなどがあります。病気の進行ととも、起床時の膝のこわばりや、関節が炎症を起こす、「水がたまる」と表現される膝関節液の過剰滞留などの症状が出やすくなり、進行により大腿骨と脛骨が直接こすれることで激しい痛みが生じ、歩行困難につながります。
加齢とともに発症しやすく、中高年の女性に多くみられます。当院のリハビリテーションでは変形性膝関節症の患者様に対し医師の診察以外にいつ、どこで、どのような状態の時に痛みがでるのかを聴き、動きの状態の観察や検査によりどの部位が痛むのかを確認してから、痛みの抑制を目的に物療機器を使用したリハビリテーション、動きの制限に対して徒手的に動きを広げるリハビリテーション、バランスボールや重錘を使用した運動や自宅でも実施出来る運動指導を実施しています。
痛みを抑えながら関節の構造にあわせて動かし、関節の動きを改善させます。(Joint mobilization など)また、筋力が低下している場合が多いため、セラピストと一緒に運動したり、重りやバランスボールを用いて筋力をつけます。時には特殊なテクニックも使います。(徒手筋力増強運動・PNFテクニックなど)
動きの悪くなっている脊柱(背骨)、骨盤を動かします。(Joint mobilization、AKAなど)また、腰部疾患でも患者様に合わせた運動指導を行っています。簡単なものからスポーツレベルまで様々です。(側彎・バランスボールエクササイズなど)
症状の経過に合わせて治療内容は変化していきます。関節の可動域であれば、自分で動かしてもらうことはもちろん、棒やバランスボールなども使い改善を目指していきます。(棒エクササイズ・マニピュレーション・Joint mobilization・セラバンドエクササイズなど)また、社会復帰・スポーツ復帰に向けた指導もしていきます。
物理療法(電気をかけたり温めたり)を併用しながら、除痛も行っています。特殊なテクニックを使った除痛もあります。MTAやストレイン・カウンター・ストレインなど。